大人の教養が身につくおすすめ読書リスト|社会人が読むべき本の選び方

「教養のある人」と「物知りな人」は違う

書店のビジネス書コーナーで「教養」と名のつく本を片っ端から読んでいる社会人は多いですが、残念ながらそのやり方では本物の教養は身につきません。なぜなら、教養とは「知識の量」ではなく「知識同士をつなげて使いこなす力」だからです。

100冊のビジネス書を読んで雑学を増やした人と、10冊の古典を深く読んで思考の軸を持った人。社会で本当に信頼されるのは後者です。

教養を身につける読書は「源流」から始める

世界にはこれまで1億冊以上の書籍が出版されていますが、知識の源流を辿ると約100人の著者、約100冊の”源流”となる本に行き着きます。橋爪大三郎さんの『正しい本の読み方』ではまさにこの「必ず読むべき大著者100人リスト」が紹介されています。

聖書、コーラン、仏典、マルクスの『資本論』、マックス・ヴェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』──これらは過去に世界を大きく変え、現在にまで影響を及ぼしている超骨太の本ばかりです。

「難しそう…」と思うかもしれませんが、いきなり読む必要はありません。まず読書法と基礎学力(国語力・歴史・政治経済)を固めてから、少しずつ挑戦していく順番が大切です。

おすすめのブックガイド3冊

『正しい本の読み方』(橋爪大三郎)

必ず読むべき大著者100人リストが掲載されている、読書の地図となる1冊。これ1冊あれば「次に何を読めばいいか」で迷わなくなります。

『知の巨人が選んだ世界の名著200』(佐藤優)

「知の巨人」佐藤優さんが選んだ名著200冊。各書籍の読みどころも解説されているので、読む前の予備知識として役立ちます。

『読書大全』(堀内勉)

ハーバード大学法律大学院修士の著者が、世界のビジネスリーダーが読んでいる経済・哲学・歴史・科学の名著200冊を紹介しています。

教養が身につく読書の実践法

教養書を読む時のポイントは「ゲシュタルト」を意識することです。手前から順番に読むのではなく、タイトル→目次→はじめに・おわりに→見出し→本文と、全体像から細部へ入っていく。そして不要な情報はどんどん削ぎ落とし、エッセンスだけを何度も反復する。

こうすることで、パーツを集めただけのバラバラな知識ではなく、互いにつながった「使える教養」が頭の中に構築されていきます。

教養を体系的に身につけるなら

エンリッチ実学院では、読書法から国語力・数学・世界史・政治経済まで、教養の土台となる基礎学力を体系的に学べます。おすすめ書籍一覧も公開していますので、読書の指針としてぜひご活用ください。