『読書の技法』が教える、ほとんどの人が見落としている核心
佐藤優さんの『読書の技法』は読書法の名著として知られていますが、実はこの本の核心は「読書法」ではありません。本書の大部分が割かれているのは、「基礎学力の重要性」です。
佐藤さんは本書の中で、「本物の知識・思考力を身につけるには、高校・大学入試レベルの基礎学力をしっかり身につけることが大切」と繰り返し強調しています。知識を扱うプロ中のプロが、知識の土台として高校レベルの基礎学力を最も重視しているのです。
『読書の技法』を実践に移す3ステップ
ステップ1:基礎学力を固める
国語力(語彙力・読解力・背景知識力)を鍛え、数学の基礎を学び直し、世界史・日本史・政治経済の基礎知識を固めます。佐藤さん自身が今もこれらの科目を復習している事実を考えれば、基礎学力がいかに重要かが分かります。
ステップ2:読書法を実践する
全体像から入る読み方(ゲシュタルト読書)、必要な情報だけを切り出す(グレインサイズの最適化)、そして反復。この3つを意識するだけで、読書の質は劇的に変わります。
ステップ3:読んだ知識を使う
知識は使わなければ錆びます。仕事で応用する、人に教える、文章にまとめる──獲得した知識を使い倒すことで、初めて「使える教養」になります。
佐藤優の教えを体系的に実践するなら
エンリッチ実学院は、まさに佐藤優さんが説く「基礎学力の重要性」を体現した場です。実はエンリッチ実学院の立ち上げのきっかけになったのも、この『読書の技法』でした。
