VUCA時代に社会人が身につけるべき能力とは|不確実な時代を生き抜く力

VUCA時代──今ある仕事の50%が消える可能性

VUCA(ブーカ)とは、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字を取った言葉で、先行きが極めて不透明な時代を表しています。

この時代の象徴がAIの発展です。オックスフォード大学のマイケル・オズボーン教授の研究では、今ある仕事の約50%がAI技術の影響を受けるとされています。特に、マニュアル化された定型業務、ルールが明確な作業、大量データの処理といった仕事は、AIの得意分野です。

では、このVUCA時代に社会人は何を身につければいいのか。答えは「ゴール」と「考える力」の2つに集約されます。

AIに代替されない2つの能力

能力1:ゴールを持つ力

AIには「やりたいこと」がありません。「何を実現するか」を決めるのは常に人間の役割です。自分がどうなりたいのか、どんな未来を実現したいのか──この「ゴール」を持てる人材は、どれだけAIが発展しても代替されません。

能力2:考える力

ゴールを実現するためには、「考える力」が不可欠です。大量の知識を使いこなし、状況に応じて柔軟に組み替え、オリジナルの解を出す。この能力は、AIが最も苦手とする分野です。

AIは極めて範囲が限定された問題には強いですが、「柔軟に、テキトーに、状況に合わせて考える」ことが原理的にできません。フレーム問題と呼ばれるこの限界は、近未来のAIでも解決が困難とされています。

「考える力」の基盤は数学にある

「考える力」の基盤は何か。それは基礎学力、特に数学と国語です。

数学的思考ができなければ、知識があっても使いこなせません。原理に従って考えられず、周りの雰囲気や「今までのやり方」に流されます。国語力・読解力がなければ、本を読んでも正確に理解できず、正しい情報を取り込めません。

これらは一朝一夕では身につきませんが、だからこそ一度身につければ一生使える武器になります。ビジネス書のノウハウは数年で陳腐化しますが、基礎学力は時代がどれだけ変わっても錆びることがありません。

VUCA時代の社会人がまず取り組むべきこと

結論は明確です。数学を学び直すこと。これがVUCA時代を生き抜くための最も本質的な対策です。

高校数学を体系的に学び直し、数学的思考力を鍛える。そして、その思考力を仕事や人生に応用する。この過程を通じて、AIには絶対に真似できない「考える力」が育ちます。

エンリッチ実学院の数学教室は、まさにこのVUCA時代に通用する「考える力」を大人に身につけてもらうために作られたアカデミーです。公式サイトもぜひご覧ください。