「統計入門」の本を買って挫折した文系の方へ
「データ分析ができるようになりたい」と思い立ち、「ビジネス統計入門」のような本を買ったものの、最初の数ページで意味が分からなくなって閉じた──そんな経験はないでしょうか。
これはあなたの能力の問題ではありません。ほとんどのデータ分析・統計の入門書は、高校数学の確率・統計の知識を前提に書かれているからです。前提がない状態で読もうとすれば、挫折するのは当然です。
文系がデータ分析の数学基礎を学ぶ正しい順番
順番1:高校数学の全体像をつかむ
まず「東大の先生!文系の私に超わかりやすく数学を教えてください!」のような入門書で、高校数学の全体像を頭に入れます。データ分析に必要な確率・統計がどういう位置づけにあるのかが分かるだけで、その後の学習がスムーズになります。
順番2:白チャートIAの「場合の数・確率」を固める
データ分析の土台は確率です。白チャートIAの「場合の数・確率」の単元を各個撃破法で完全に潰します。ここが固まれば、統計の話の8割は理解できるようになります。
順番3:白チャートIIBの「統計的推測」を学ぶ
確率の基礎が固まったら、白チャートIIBの統計関連の単元に進みます。平均、分散、標準偏差、正規分布、相関係数──データ分析で日常的に使う概念がここで体系的に身につきます。
順番4:数検2級で到達度を確認する
IIBまで仕上がったら、数検2級を受験して実力を確認します。合格すれば、データ分析の基礎としては十分な数学力があることが証明されます。
順番5:いよいよデータ分析・統計の実用書に進む
ここまで来て初めて「ビジネス統計入門」のような本を読みます。基礎ができている状態で読むと、同じ本でも全く違って見えるはずです。
遠回りに見えて最短ルート
「データ分析がしたいのに高校数学からやるの?」と思うかもしれませんが、これが結果的に最短ルートです。基礎をスキップして統計本に挑むと何度でも挫折しますが、高校数学の確率・統計を固めてから進めば、一発で理解できます。
高校数学の体系的な学び直しには、エンリッチ実学院の数学教室が参考になります。公式サイトもご覧ください。
